電機大手が明暗を分けた

電機大手の業績で明暗が分かれた。日立製作所は、2012年3月期決算で純利益が過去最高の3471億円になった。反対にソニーは4566億円、パナソニックは7800億円、シャープも3760億円の赤字になった。重電各社(日立・東芝・三菱)は不採算事業から撤退する一方でそれに代わる安定収益源を育成する「選択と集中」を進め産業用機器などで堅調な業績を確保したが、家電大手(ソニー・パナソニック・シャープ)はそれに乗り遅れ大幅な赤字に陥った。

今後、パナソニックは住宅関連や電池などに経営資源を集中して収益力を立て直す計画であり、ソニーは15年3月期に、テレビ以外の携帯電話、デジタルカメラ、ゲームの3事業でエレクトロニクスの営業利益の85%を稼ぐ青写真を描いている。各社が数年後に現在の日立のような収益構造を築けるか?市場は注視している

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