正規社員を採用しよう!

今年卒業の大学生の就職状況は、依然として氷河期を脱したとは言えない。多くの企業が引き続き正規社員をとるのを絞っているからである。企業の採用姿勢は、デフレ経済に入った1990年代後半から大きく変わった。正規社員を採用するのではなく派遣社員などの非正規社員を増やす方向に大きく転換したのだ。総務省の統計によると、2011年には雇用者の非正規比率が初めて35%を超えている。

企業がこの非正規社員を増やすには2つの問題がはらんでいる。

第1は、学卒時に不安定な雇用状態に置かれると、その後の復活が難しいこと。その結果、貧困層の拡大につながる確率が大きくなる

第2は、日本企業の競争力が弱くなること。正規社員だからこそ企業の蓄積された知識・技術やノウハウな継承がなされるのだと思う。

確かに、正規社員として採用して育成するには、大きな負担になるだろうが、企業の将来を背負うのは彼らである。

ぜひ正規社員を採用してほしい!

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