知られざる成長企業

日経平均株価が3万8915円の最高値を付けたのは、バブル期の1989年の末である。現在の株価は当時の4分の1に過ぎない。しかし「失われた20年」の逆境をはねのけて、この間に株価上昇を達成した企業がある。

東証1部で、89年から昨年まで22年間の値上り首位は、家具・インテリアのニトリホールディングスで、株価は13倍に急騰している。2位はヤマダ電機で9倍になっている。両社ともに「良い商品を安く」を特徴としている。3位は果敢な買収で業容を広げた日本電産。4位は久光製薬(サロンパスが有名)。これらの企業に共通している点は、

1、地方発で全国区に育ったこと。ニトリは北海道,ヤマダは群馬県、日本電産は京都、久光は佐賀県である。

2、オーナー企業であること、5位のユニ・チャームを含めてオーナーが経営にそそぐ情熱は、サラリーマン社長の比ではないからだろう

3、6位のレンズ製造のタムロンや8位のキーエンスなどは技術力が評価された内需型サービス業である

今後のキーワードは、地方発、オーナー企業、内需型が成長株を探る手がかりになるだろう

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