ユニクロとユニ・チャームの躍進
ユニクロはカジュアル衣料、ユニ・チャームは生理用品や紙おむつ。両社共に世界一をめざしている。
共通点としては両社共に、トップの意思を全世界の従業員に正確に伝える仕組みを作っていること。
ユニクロには「服を変え、常識を変え、世界を変えていく」という分かりやすい行動規範がある。一方、ユニ・チャームには、創業以来の「語録」がある。これは、システム手帳タイプで5カ国に翻訳され、どの言語も同じページに同じ内容が書かれている。「グローバルな会議で経営方針の理解や意思の疎通が容易になるから」(高原氏)とのこと。
具体的な内容については違いがあろうが、トップの意思を明確にして、それを全従業員に浸透させることが何よりも大切なことだと思うし、躍進の原動力になっているのであろう