2012年の新年にあたって

新年明けましておめでとうございます

今年はいったいどの様な年になるのだろうか?

政治は問題が山積である。昨年は東日本大震災や欧州債務危機などがあり、復興費の確保と財政規律の維持を同時に迫られた。野田政権が打ち出した社会保障と税の一体改革もその延長である。消費税の増税は国会議員定数の削減(衆院比例代表定数80削減)、公務員の給与引き下げとセットで今国会の早期成立を目指している。野田首相は第2次世界大戦で英国を率いたチャーチル元首相の「ネバー、ネバー、ネバー、ネバーギブアップ」を引用し実現への決意を表明したが、野党はどう対応するだろうか?

経済界は団塊の世代が65歳に達し始め、退職が本格化する。年金支給開始年齢引き上げと高齢者の就労機会の確保が改めて課題となるだろう。企業は高齢者雇用をめぐり試行錯誤である。大企業での大量退職は「ポスト削減や組織の若返りなどでポジティブな面が大きい」という見方もあるが、中小企業では、12年から引退する創業経営者が急増するとの懸念もある。企業と従業員にとって、どうすれば良いかの模索が続くであろう。

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