「出会いを哲学する」を読んで
10月4日(火)大阪商工会議所で「メンタリングと石門心学」と題する講演を聴いた。
講師はハワイ大学名誉教授の吉川宗男先生であった。先生は、若くしてアメリカに渡り、色々な人との出会いの中で、独自のスイング理論を考え出し、それを哲学にまで高めてこられた。講演内容に興味を持ったので、早速先生の著書「出会いを哲学する」(人生を豊かにするメビウスの原理)発行(株)ミナミの風社 を読んでみた。
その中に、私が大きな影響を受けた芳村思風先生のことが書かれてあり驚いた。芳村先生は、感性論哲学を唱える哲学者である。
森信三先生は「人は一生で会うべき人には絶対に出会う、それが一秒の狂いもなく、遅すぎも早すぎもせず」といっておられる。人は、自分の生き方の中で、その時の自分にふさわしい出会いを引き寄せてくれるのだろう。
「出会いを哲学する」の内容はここでは書くスペースがないので、目次だけを記すことにするが、一度読まれることをお薦めしたい。
第1部 新しい出会いをもとめて
第2部 東洋と西洋を結ぶ虹の島ハワイでのニューライフ
第3部 アメリカと日本の狭間、その中間領域を求めて
第4部 ダブルスイング・セオリーを活かす場のはたらき
第5部 メンタリングへの旅