今後の企業活動に思う
今、日本企業は“6重苦”といわれている。
①円高 ②高い法人税 ③厳しい労働規制④温暖化ガス排出抑制 ⑤外国との経済連携の遅れ ⑥電力不足である。
円高でいえば、1円の円高で、営業利益に及ぼすマイナス効果は、トヨタ自動車やソニーは約60億円、東芝やキャノンは30億円だそうだ。「円高を何とかしてほしい」と言うのも無理はない。
企業がリスクをとって収益を求めるのが市場経済の本質であるが、この円高では輸出産業はどうしようもない所にきている。しかし、嘆いてばかりでは能がない。愚直な自助努力をして一歩づつ前に進むしかないだろう。海外移転もあるが・・・。