全日空が格安航空会社(LCC)に参入
全日空はLCCの新会社「エアアジア・ジャパン」を設立する。この新会社では、コストを全日空の半分以下に抑えることで、国際線で3分の1から4分の1の割安運賃を目指すらしい。又、座席の利用率は80%以上の高水準をみこんでいる。
全日空が出資するもう一つのLCCで関西国際空港が拠点の「ピーチ・アビエーション」は、出資が30%にとどまっていることもあり、全日空との食い合いも辞さない覚悟で、経営の独立性を確保しながらアジアでのブランド確立を目指している。
現在日本に就航している海外のLCCは9社21路線。便数は週に100往復で国際線の3%であるが、この1年間で倍増している。
日本航空も成田を拠点としたLCCを検討中であり、スカイマークも近く成田に国内線を就航する。