事業は「徳」を基礎に!(菜根譚から)
事業をやるには「徳を基礎に!」
もちろん、事業を起こし発展させるには、そのほかに決断力、洞察力、創造力などの能力的な条件や運も必要です。しかし、築き上げた事業をさらに発展させるには「徳」がいるのです。
ところで「徳」とはなんぞや?ということですが、大きくは3つになると思われます
1、謙虚であること
自分の地位や能力を鼻にかけて人を見下したり、偉ぶったりしないことです。この反対が傲慢です
2、寛容であること
目くじら立てて人をとがめないこと
組織のリーダーであれば、部下の意見をよく聴くという人間としての大きさです。
但し、自分には厳しくなければなりません
3、思いやり、心の温かさを持っていること
できるだけ相手の気持や相手の立場になって考えること
これがあって、初めて周りの人々の支持を集めることができるのです
現代の日本社会には、まだこれらの「徳」がいくらか残っていますが、
今後ともぜひ大事にしていきたいものです。