今年のウインブルドン(テニス)での変化の兆し
今年のウインブルドン選手権は、男子はノバク・ジョコビッチ(セルビア24歳)、女子はペトラ・クビトバ(チェコ21歳)が初優勝した。男女が同時の新王者誕生は2002年以来9年ぶりらしい。ジョコビッチは03年から優勝を独占したロジャー・フェデラー(スイス29歳)とラファエル・ナダル(スペイン25歳)を破っての優勝である。そしてこの優勝で世界ランキング1位に輝いた。
女子は過去11年間で9度優勝したビーナス(米31歳)とセリーナ(米29歳)のウイリアムズ姉妹が共に16強で敗退し、優勝したクビトバをはじめ、ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)、ザビーネ・リシキ(ドイツ)といずれも強力なサーブを武器にする21歳トリオが4強に入った。
テニスにも新しい勢力図の兆しが見えてきた!