異質の人脈がその人のスケールを大きくする
私達はややもすると“類は友を呼ぶ”といわれるように、同じ趣味の人同士、似たような考えをするもの同士、似たような仕事をしているもの同士が仲間になる傾向が強い。しかし、異質の人と付き合うと、EQセンスが高くなりスケールが大きくなると思う。
例えば、夏目漱石(文士)と池田菊苗(グルタミン酸ナトリウムの開発者)である。二人は、ロンドンで同じ下宿で2ヶ月間暮らしていた。そこで、お互いが大いに刺激を受けた事は間違いない。漱石は、池田の科学者らしい体系的な考えに学び、池田はグルタミン酸ナトリウムを開発した後、穀物商の鈴木三郎助(味の素の創始者)を説得して企業化にこぎつけたといわれているが、これは漱石の社会性や感受性に学んだことが大いに役立ったのだと思われる。
異質の人脈を持つことは、自分のスケールを大きくすることができると思う
今では多くの異業種交流会があるので、是非参加されてはいかがであろうか!