第22回参議院選挙公示される

  昨年の政権交代後初めての国政選挙となる第22回参議院選挙が公示された。立候補者は、選挙区と比例代表を合わせて438人である。改選121人(選挙区が73人、比例代表は48人)であるから、競争率は3,6倍である。

  政治家は、現状をよく見てこれから「何を成し遂げようとしているのか」を有権者に訴え、それを実現するための行動力で競うべきである。日本の将来像を考え実行することである。

  しかし、この20年間は、目先のことばかりをして、経済対策、税制や年金・医療制度の抜本改革、国と地方との役割分担、自由貿易協定の推進などの大事な課題を先送りにしてきた。そうしている内に、日本は主要国で最悪の借金大国になってしまった。

  低負担で高福祉は維持できないという事実をキチンと説明し、できないことはできないという勇気を持ち、各党が将来像を競い合って欲しいと思う。

  このままでは益々衆愚政治になってしまう!!!

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