鳩山政権から菅政権へ

  鳩山政権が退陣した。鳩山内閣は色々な面で準備不足であった。自民党との違いを印象づけようと、東アジア共同体構想や、温暖化ガスの25%削減目標などを発表したが、残念ながら実行に移す体制が整っていなかったと言える。また、長期わたる自民党政権のヘドロ等がいっぱいあることは承知であったろうが色々な面で見通しが甘すぎたといえる。  

  外交や安全法政策は継続性が重要であるが、沖縄の米軍普天間基地移設問題では、「政治主導」と言う言葉で、長年の経緯を十分検討せずに、自分達だけで進めようとした。首相は「少なくとも県外に」と言い、その思いは強かったが、結果的に現行案以外の選択肢は見つからなかった。日米のパートナーとしての存在価値がかなり低下したと思う。 

  菅政権は、日米同盟を基軸とし、さらに東アジア諸国との協力関係を深める必要があるだろう。普天間問題では日米共同声明を実行する。そして、沖縄を説得し理解をうる事が大きな課題になる。
   また、国内経済を早急に立て直す策を考え実行に移して頂きたい。

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