インターネットとメディア産業に思う

  アメリカのペンタゴンから始まったインターネットは、今や全世界を情報ネットワークで覆っている。次々に生み出される革新技術によってビジネスモデルも大きく変化してきた。初めに影響を受けたのは通信業界である。その後情報産業全般に波及し、今ではマスメディアにも及んでいる。
  事を物語っているのがわが国の広告費の推移である。2009年の総広告費は5兆9千億円(電通発表)であり2年連続の減少。媒体別では、テレビ89,8%、ラジオ89,4%、新聞81,4%、雑誌74,4%とマスコミ4媒体が全て前年実績を下回っている。特に紙媒体の落ち込みが大きい。世界屈指といわれたわが国の新聞・雑誌の部数は全体として減り、それを補う電子媒体もグローバル化で変化している。

  昨年、「FREE(無料)」著者クリス・アンダーソンという本が出版された。この背景には、ウィキペディアやグーグル等の、無料提供の知的サービスが全世界で進行し、情報社会の中心がマスから個人に移るとの認識が基本にあるのであろう。

  急激に変化する情報社会にどう対処していけば良いのだろうか?

  私のようなアナログ人間には手の施しようがないように思う・・・!

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