死を思って現在の日々を充実させる
これは、菜根譚の後集78の言葉である。
解説として、
人は、冬になって落葉した樹木を見て初めて、かつて葉が生い茂り美しい花をつけていたのが、ほんの一時的な繁栄だったことに気づく。
人間も同じで、死ぬ間際になって初めて、生きていた頃に築き上げた財産や、大切に育ててきた子供が何の役にも立たないことに気づく。
だからこそ、何の心配も後悔もなく、安らかな気持で死を迎えられるよう、充実した日々を送るよう心がけねばならない。
その通りだと思う
人間が最も嬉しいことは、自分が成長した、向上したと思えるときだ。
そして、充実した人生を送るには、自分の長所を活かし、自分が将来なりたい目標や夢を明確にし、それに向けて一歩づつ前進し成長していき、その目標や夢を達成することだと思う
私は死ぬ間際につぎのような心境になれたらと思う「私の人生を振り返ってみれば、嫌なこと、悲しいこと、辛いことなど沢山あった。だけど、楽しいこと、嬉しいこと、幸せなこともいっぱいあり結構充実した人生だった。それも周りにいる皆のおかげだ。本当に有難う。良い人生だった!さようなら」と・・・。