自民党衰退と今後に思う

  8月30日が衆議院選挙の投票日と決まった。先日の都議選を含め、与党は地方選で連戦連敗している。今回の総選挙ではおそらく政権交代になるであろう。4年前に「自民党をぶっ壊す」と言って登場した小泉政権を国民が熱狂的に支持したのは、構造改革で既存秩序を破壊し、全く新しい制度や仕組みを作るのを期待したからである。「官から民へ」「国から地方へ」などのテーマは国民の心を捉えた。

  次の安倍内閣は構造改革を継承するといいながら、郵政造反組の復党を認め、かなり後退した。安倍内閣では「美しい国」を掲げ、教育基本法の改正や国民投票法案を成立させたりしたが、閣僚の度重なる不祥事や、年金の記録漏れ問題などが大きく足を引っ張り、参議院選挙で野党に過半数をとられ惨敗した。次の福田内閣、麻生内閣も衆議院で3分の2以上の圧倒的多数を占めながらも、参議院で過半数を満たさず、国政運営が困難を極めることとなった。

  自民党衰退の最大の責任が参議院選挙で惨敗した安倍内閣にあると言われるゆえんである。

  自民党政治に飽きて「チェンジ」を求める国民に対し、民主党は「政権交代」をアピールし、今のところ成功しつつある。民主党のマニュフェストの政策はバラマキの感がするが国民の支持をかなり獲得しているのではないか。

今回の選挙では

今後の日本をどのような国にしていきたいのか!

世界でどのような立場の国にしていきたいのか!

など相手の弱点を突くようなレベルの低い言い争いではなく、もっと未来の政策を打ち立てて欲しいと思う!

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