よく噛む習慣をつけよう
アゴを動かすと、脳へ送られる血液が増えるそうである。ガムを噛むと眠気が覚めるのは、そのためだそうだ。流動食しか食べられない人が認知症になる確率が高いのは咀嚼の回数が少ないことが大きな原因の一つだと言われている。
私達の周りには柔らかい食べ物が増えている。戦前と比べると、日本人は一日に咀嚼する回数が半分になっているとのこと。これは、胃腸に悪いだけでなく、脳にとっても良くないこと。このことは必ずしも固いものを食べるということではない。大切なのは「強く噛むこと」ではなく、「たくさん噛むこと」「長く噛むこと」だそうだ。
口に入れたものがドロドロになるまで噛む。ガムを噛むといった習慣を先ずはつけてみたいと思う。