今の政治について思うこと

   日本の政治は多くの構造問題を抱えている。とくに、気になることが2つある。

   一つは、政党の議論が対立方になっていること。与野党が議論を重ねながら、お互いにある程度の妥協をしつつより良いものにしようという考えがないことである。与野党ともに相手の言うことには反対するという風潮が強すぎる。今のようなねじれ国会では政治的混迷を深めるばかりである。近々行われる衆議院選挙で仮に政権交代が起きても同じことが起きるので問題はそのまま残る。

    もう一つは、国民にこれだけの事をするには、税金としてこれだけ徴収しないとやっていけないという負担の議論を真剣にしないことである。国民は歳出拡大には寛容であるが、いざ、増税には厳しい態度をとるが、それを避けていては今後の日本に財政赤字という深刻な問題をもたらすだけである。国民に、これだけの事をするにはこれだけ財政が必要なので、これだけ増税してもよいですかと明白に提案することが必要であろう。
   また 、国民も、そこまでは必要だから増税はOKだとか、そこまでは必要ないので、増税はしないでほしいとか、態度を明確にする必要があるのではないか!

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