“利は元にあり”
東京の池袋で350円の昼弁を販売している店がある。販売する前からお客様が並び、あっという間に売れてしまう。上手い上にボリュームもありゆうことなし。そして何といっても安い。500円でも安いといわれるほど。
その秘訣を社長は「特に秘訣はないが・・・。うちはまず仕入が先にしている。多くの弁当屋さんは“先ず何を作ろうか”から始まるが、うちは、何よりも先ず市場に飛ぶ。そして、安い食材を仕入れる。野菜なんか毎日相場が大きく変わるし・・。そうして仕入れた食材を前にして、何を作ろうかとメニューを考える。メニューから考えたら安い食材の仕入は難しいから」
昔から“利は元にあり”を実践している例である
企業経営者のなかには、販売のことは一生懸命に考えるが、仕入や原価管理には力を入れていない人が多い。再考されてはいかがであろうか!