日本の底力を見せよう!

  米国発の金融危機は世界的な不況を引き起こして展望が見えない。日本のトップクラスの企業も軒並み膨大な損失を抱え、どこもかしこも人員削減の話ばかりである。しかし、日本経済はそんなに悪いのであろうか?

   おそらく、米国は1930年代以来の深刻な不況になるだろう。しかし日本は、1945年の敗戦で、経済はもちろんのこと今とは比べ物にならないほど無に帰した。その後、勤勉で猛烈に働いて手に入れた高度経済成長も、70年〜80年にかけての石油ショックや変動相場制への移行、そして、90年代のバブル崩壊、金融システム危機やアジア危機など多くの深刻な不況を経験した。そして、なんとか克服してきた。

  現在、円は世界のあらゆる通貨に対して高くなっている。この円高は市場が日本経済を最も健全だと判断していることになる。輸出企業は円高で損失を被るが、経済全体を見たときには、輸入企業は膨大な為替差益が生じているはずである。世界の需要は縮小するだろうが、日本は世界第2の巨大な需要を持つ国である。今こそ何度も大きなショックや不況を乗り越えてきた日本の底力を発揮し、円高のメリットを活かし成長するチャンスが来ているのでないだろうか!

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