民主党のバラク・オバマ氏、第44代米大統領に当選

 

  米国建国の1776年以来、初めての黒人大統領が誕生した。

オバマ氏が獲得した選挙人は270人の過半数をはるかに超える349人にのぼる圧勝であった。オバマ氏に勝利をもたらした最大の原因は、ブッシュ大統領への米国民の苛立ちであるといわれている。強引なイラク戦争によって世界から孤立し、金融危機により超大国の威信は地に落ちた。国内でも生活への不安が高まっている。又、従来は棄権していた少数派や若者が大挙して投票に足を運んだことが大きいと思われる。  

  議会でも、民主党が過半数を制し、政権と議会のねじれはなくなる。政策実現の環境が整ったオバマ政権への内外の期待はとてつもなく大きいであろう。  

  黒人の父と白人の母を持ち、自身を国民融和の象徴と位置づけているオバマ氏は勝利宣言で「我々は単なる個人の集合ではなく、合衆国なのだ」と連帯することを訴えた。利害の反する多くの人々を束ねることは大変困難である。今後のオバマ氏の手腕を期待したい  

  又、日米関係について、麻生首相は談話を発表し「私はオバマ次期大統領と力をあわせ、日米同盟を一層強化し、国際経済、テロ、地球環境等の国際社会全体の諸問題の解決に向け、力を尽くして生きたい」と協調している。

同感である。  

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