日本の3氏がノーベル賞を受賞
アメリカのサブプライムローンに端を発し、現在ではヨーロッパ・日本にも金融を中心とした経済の不況が始まるという悪い話ばかりの中、今年のノーベル物理学賞に日本の3氏が選ばれた。久々の吉報である。
ノーベル賞とは、1901年にダイナマイトを発明したスウェーデンの実業家、アルフレッド・ノーベルの遺言に基づき創設された賞で、物理学、化学、生理学、医学、文学、経済学の6賞がある。日本では、今までに1949年の湯川秀樹氏(物理学)から2002年の小柴昌俊氏(物理学)、田中耕一氏(化学)まで12人が受賞している。
今回受賞した3氏はすべて物理学で、素粒子の研究である。南部氏は「質量、仕組み研究」小林氏と益川しは「クオーク新理論」が受賞の理由らしい。残念ながら、私は全く何のことか分からないが、この分野で日本は湯川・朝永氏以来世界をリードしているらしい。この受賞を機にさらに研究に磨きをかけ、より世界に貢献して頂けたらと思う。