2008年4月5日第64号

裏帳簿のススメ

「裏帳簿のススメ」岡本史郎(アスコム)を読んだ。これは、副題に「あなたの会社にお金が残る」とある。前書きには、「決算書」では儲かっているのに、なぜお金がないのか?中小企業が手にしている「決算書」の「利益」は利益ではなく「税金のために計算した数字」でしかない。こんなものを見て「儲かっている」と信じていたら、赤字なのに税金を取られて、会社からお金が消えていくだけだ。だからといって「脱法行為をしろ」と言いたいのではない。あくまでも、会社にお金が残る仕組みを作る方法があることを知ってもらいたいだけだ。今の時代は、下手な節税や脱税をしたら、余計にコストがかさむだけで何の意味もないのだ。と…。

 

一読してみて感じた事は、
1.利益の半分は税金、言い換えると半年間はタダ働きをしている。
2.設備にお金をかけないビジネスが王道
3.4人に1人(25%)は所得税を払っていない
4.所得税を払っている人の80%は10%しか払っていない。
5.税金は取りやすい所から取る。
6.4つの数字をしっかりと管理する
(一人あたりの付加価値…目標は1500万円、労働分配率、一人あたり
経常利益、総資本経常利益率)等など…。
 
結論は、経営者は数字に強くないと会社をダメにするってことかな?

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