◆第37号2007年9月23日

感動いっぱいの人生!

 
私事ですが、先週、娘の子供が生まれました。私は、この瞬間おじいちゃんになったのですが、嬉しさのあまり目頭が熱くなり、安心と喜びでいっぱいになりました。孫の顔を見ているだけで心が和み、安らぎます。孫が大人になる頃の日本は、これまで以上に深刻な社会になっていると予想されます。孫には生きる逞しさを育み、豊かな人生、輝く最高の人生を送ってほしいと願いました。
皆さんは、幸せな死に方をご存知でしょうか?私は、日本メンタルヘルス協会代表の心理カウンセラー 衛藤信之氏から、インディアンの死生観、人の正しい死に方を教えていただきました。「人の正しい死に方は、生まれる時と逆にならなければならない。生まれてくる時、赤ちゃんは泣きながら生まれてきますが、周りは新しい命の誕生を大喜びで迎えています。一方、死ぬ時、本人は満ち足りた人生に大笑いして死んでいきますが、周囲はその人の死を惜しんで泣いてくれる」のがインディアンの正しい死に方、生き方だそうです。インディアンの考え方は、ストレス社会に疲れた人にとって生き方を考え直す良いメッセージだと思います。これまでの日本経済の発展は、物質的なもの、金銭的なものを重視するあまり、精神面の豊かさを軽んじてきたことに対して警鐘を鳴らしているのではないでしょうか。どのように人生を歩んでいけばいいのか?周りの人とどのようにかかわればいいのか?を考え直すいいキッカケになります。人生でのピリオドは、死ぬ時ですが、仕事のピリオドは定年退職の時です。皆さんは、毎日を大切にし、感動して生きているでしょうか?定年退職のときに、どのように思われたいでしょうか?
私は、幸せになるためには、毎日の生活の中に、楽しみや生きている感謝、感動を発見していくことが大切だと考えています。人生には、ちょっとしたことだけど、心温まる感動がたくさんあります。その小さな感動を発見して、そのことに感謝していくことが、自分自身にとって「最高の人生」を全うすることができると思います。私はいつもセミナーや研修の最後に「感動いっぱい」の詩を詠んで、このことを皆さんにお伝えしています。
 
「感動いっぱい」
人間が生きるということは
毎日何かに感動し、感激してゆくことだと私は思います。
昨日は気がつかなかったものに
今日は新たな発見をして感動する。
 
年と共に顔にしわは出来ますが
心の中にしわは作りたくありません。
心の中にしわができたとき
人間は感動しなくなるのではないでしょうか。
 
感動、感激にかねはかかりません
社会的な地位や肩書きも一切関係ありません。
 
一生悟れなくてもいいから
感動いっぱい、感激いっぱいの 
いのちを生きたいと思います。
 
幸せを感じるためには、まず自分の幸せに気づかなければなりません。「幸せ」と言うと、夢のようなことや大成功を考える人がいますが、それはまだ自分の幸せではありません。「幸せ」とはそういうものだけではなく、日々の「小さな幸せ」に気づけるようになれば、毎日が感動できるのです。幸せを感じるためには、まずはありのままを受け入れて、周りに感謝して生活することと、今自分がもっている幸せを実感することが大切です。感動いっぱいの人生を送るためには、目の前にある小さな感動を感じる心のゆとりと感謝の気持ちを持ちたいものです。

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