問題社員はこう指導せよ!
問題社員は、最初から問題社員ではなかったはずです。本人の能力や性格の問題もあるでしょうが、実は上司の接し方や指導の仕方にも問題があると思います。
問題社員は迷惑な存在ではなく、反対に、上司の弱みを指摘してくれる「ありがたい部下」と考えてください。問題社員の指導に力を入れて上手に指導することができれば、上司としての指導力が向上したことになります。
21世紀は「人望のある管理者」「結果を出せる管理者」のみが生き残れる時代です。
部下指導の考え方・やり方を変える「きっかけ」を是非とも掴んでいただきたいと思います。
1 管理者は問題社員から逃げてはならない
(1)部下が育たないのは管理者の責任
①「部下に恵まれない」と思っていないか?
②無意識に成長の芽を摘んでいないか?
(2)部下を持ったら腹をくくれ!
①管理者の役割をわかっていますか?
②今いる部下で業績を上げるしかない
(3)問題社員を辞めさせるのは最後の最後
2 あなたの部下指導は間違っていないか
(1)部下を「使う」のではなく「育てる」のだ!
(2)あなたは部下のことをどれだけ知っているのか?
(3)部下を認める・信じることから始まる
(4)「教え方」「育て方」を間違えていないか?
①出来の悪い部下を叱ってばかりいるのは逆効果
②教えたことが出来ないのは能力のせいではない
③「考えさせる」チャンスを与えているか?
④欠点の克服ではなく、長所を伸ばせ!
(5)叱る基準が曖昧になっていないか?
①「叱る」と「怒る」は根本的に違う
②部下が納得する叱り方とは
(6)これからの管理者は心理学を勉強せよ!
3 問題社員を指導する7つの秘訣
(1)なぜ問題社員になったのか、真の原因を追究せよ!
(2)よく話し合うこと、お互いに理解し合うこと
(3)これまでの管理・指導を反省せよ!
(4)あなたが変われば部下も変わる
(5)「叱る」より「誉める」が部下を変身させる
(6)アクティブリスニングが部下との溝をなくす
(7)アイ・メッセ-ジが部下のやる気を引き出す
4 こんな問題社員をどう育てるか (グループワーク)
(1)できない理由しか出てこないマイナス発想の部下
(2)報告・連絡・相談のできない部下
(3)商品知識や基礎知識の乏しい部下
(4)挑戦心のない現状維持型の部下
(5)上司・先輩をなめているデキル部下
(6)物事を好き嫌いで判断する部下
(7)自分の人件費も稼げない部下
(8)言う通りにしない年上の部下
5 部下を育てることがあなたの成長につながる
(1)部下から尊敬されるものを持て!
(2)人生の目標を持って毎日少しづつ進歩しろ!
6 質疑応答
(1)感動いっぱい