第66号2008年4月20日
今後の日本的経営について
今後の日本的経営について、つらつらと考えてみた
1.グロ−バル化、情報化の流れは今後益々加速される
2.米国式の経営システムをそのまま取り入れることは自殺行為であるが、米
国式経営の良いところは取り入れるべき
3.日本では、日本独自の経営システムでなければ上手くいかない
4.それは人間中心主義の経営である。(株主が最優先ではない)
5.人間中心主義と米国式を上手く融合させて独自のシステムを作り上げるこ
とではないだろうか
★具体的には
1.経営者は信念を持って明確な経営ビジョンを示し、それを実現させる明確
な戦略を社員に示す(経営者は自信・信念を持て!)
2.社員はそれを受けて、各自の目標を明確にし、その達成のために全力を尽
くす
3.自律性を尊重し、公正で透明な人事評価制度の実現を図る
いかにして社員を「やる気」にさせるかが課題
・優秀な人材が安心して働ける仕組み
・働きに応じた公正な処遇、給与システム
・教育システム(IT化、国際化に対応できるように)の確立
・高齢者のノウハウが企業で有効に活用できる仕組み 等…。
4.経営のIT化を推進し変化を先取りし、対応をスピ−ディ−に行う(情報の
共有化)
5.自社の強み(独自の商品・サ−ビス・技術など)に経営資源を集中させる
6.社会貢献(CS、環境保全も含む)をする
7.経営の継続・安定性確保のために、リスクマネ−ジメントの仕組みを経営
に取り入れる
8.合理性のあるグロ−バルスタンダ−ド(ISO9000・14000、時価評価、連結
決算など)は取り入れる
9.自社に合うネットワ−ク型ビジネスの追求
10.売上高の追求(量)でなく、収益力の追求(質)に転換し、潰れない会
社を目指す
良いと思ったことは直ぐに実行。ダメな時は即止める、スピ−ド経営が必要!
とされるであろう。